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夏の訪れ。

更新できずにいる間に、学校はプール開きに突入。



天気が読めないので、管理作業員の野原さんと教務主任の根井先生が、ほとんどプール掃除をやってくれました。仕上げには毎年恒例、6年生が参戦!

ずぶ濡れになるのが楽しい季節、プール開きは少し寒い日でしたが、子どもたちのはしゃぐ姿に夏を感じます。低学年のプールデビューは、今週に持ち越し。私も低学年プール担当に名前が入っているので、見守りや支援で入る予定です。





さて、今日はあまりの多忙に移動中の電車から更新しています。

昨日は「しきつチャレンジ教室(無料土曜塾)」の取材に立ち会いました。



やってみて、元塾講師として感じているのは「学校外で勉強する」ことに慣れる機会になっているということ。

進学塾にいたころ、中3の夏まで塾に来たことのない子によく出会いました。親と散々に格闘した上、仕方なく塾にやってきます。そして、しばらくすると「もっと早く来ればよかった!」と言う子が多いのです。(もちろん、そう言ってもらってナンボの仕事ですが)


卒業生に、中学に入ってから勉強で困っている子がいます。塾を活用してほしいと思うのですが、経済的な理由で行かないのではなく、「わざわざ学校以外で勉強する」ことへの抵抗感が大きいようです。

経済的な理由は、教育バウチャー制度があるので使えばいい。個別指導塾の週1コースなら、バウチャー上限の1万円前後で受けられるところもあります。でも、手続きの煩雑さや心理的なハードルでなかなか利用してくれない。

「しきつチャレンジ教室」に来ている子たちを見ると、「わざわざ来て勉強する」ことに抵抗がなくなってきています。若い学生が親身になって教えてくれるのは、新鮮な嬉しさがあるはずです。休み時間には楽しげな会話が聞こえてきます。

たった数回でも、学校外で勉強する体験をしておくと、将来何らかの形で学習に困った時に「塾を利用する」という選択肢を選びやすくなります。

学校で全てを完結し、自力で学べる子どもを育てるのは理想です。一方で、ペースメーカーやカウンセラーとしての塾や家庭教師の効用も知っています。塾や予備校講師時代、子どもたちから散々、学校や家の愚痴を聞いてきました。まさか逆の立場になるとは……。学校と行政と教育サービスを結ぶことで、多くの子どもの学びを支えることができるはずです。

できれば、バウチャーのお金を家庭から申請させるのではなく、中学と連携した地元塾に直接投じた方が早い。ややこしい手続き無し&無料で、とにかく子どもを塾に行かせることで、利用率は格段に上がる。小学生に塾は必須ではありませんが、中学で定期テストを乗り切れない子には、学校外の学びは必要です。

 また、しかるべきところに提案書を書いて届けるつもりです。





今日は、この団体の学習会へ参加してきました。

http://s.ameblo.jp/cvv/entry-12032357609.html

今は小学校の校長としてセーフティネットとしての公立小を意識して運営していますが、絶対的に「出口戦略」が不足していると感じています。私の考える「出口戦略」とは、子どもというバトンをつなぎ、社会で自立して安定するまでの道筋や支援の仕組みです。

今の立場から、そして過去の経験からできることをしたいと考えて参加しました。

 1人の子どもにこだわることで、社会課題の発見や解決策にたどり着けると信じています。

児童1人ひとりの成長に責任を持つ教職員は、最前線で課題解決に取り組むプロです。私はその後ろで、支援や仕組み作りを考え、実践し、横に広げていきたい。

出口を見据えつつ、入り口である子育て支援も気にかかっています。小学校は通過点ですが、外から来た私には「壁を壊して考える」使命もあると感じています。

子どもたちにチャレンジ精神を求める以上は、目の前の大人として、壁を越える姿を見せたいと思います。

いや、でも大阪マラソンに落選して、めっちゃホッとしているんですけどね……。


得意分野でがんばります!




《先週の一コマ》



校区内にある中華学校のご縁で、台湾の小学生バレーボールチームが敷津小にやってきました!

4~6年生の混成チームでがんばりました。PTAのバレーボールチームのお母さん達も指導や審判で関わってくださいました。こちらにも中国の子がいて、台湾の子どもたちと交流している姿も素敵です。

「世界につながる敷津小」らしい、楽しい時間を過ごせました。

ありがとうございます!



《掲載情報》
「日経DUAL」の連載記事が更新されました。

今年取り組んでいる「命を学び、命を大切にする」テーマについて書きました。※無料会員サイトです
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=5350


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★敷津小・公式ホームページ★
http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307
プール開きのテンションの高さ、朝から水着でやる気満々の高学年&担任の先生が微笑ましかったです(笑)。

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Tag:校長日誌 

プロフィール

山口 照美

Author:山口 照美
前・大阪市立敷津小学校校長。現在は別の形で公教育に関わっています。

大阪市の公募で採用された民間人校長の1人。塾の校長経験を経て起業し、広報代行会社の経営やセミナー講師を11年間務めた後、2013年4月より3年間、校長職を務めました。

介護福祉士の夫と小3の娘、3歳の息子(2016年現在)に支えられ、「経済格差を教育格差にしない」を目標に、企画力と行動力で教育に関わり続けます。

著書『企画のネタ帳』(阪急コミュニケーションズ)『売れる!コピー力養成講座』(筑摩書房)『現代語で読む「たけくらべ」』(理論社)など。

日経DUAL連載中
http://dual.nikkei.co.jp/list.aspx?rid=1436

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