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【掲載情報】日経電子版:第15回

 あっという間に12月!
 信じられない!

 先週予告した大谷コーチの記事までたどり着けず、子ども達を寝かしつけなければならないので取り急ぎの更新です。


 日経電子版の連載記事が、金曜日に掲載されました。
 
 
 学校現場の「拡声器」になりたい~ママ世代公募校長奮闘記:第15回
 http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2700F_X21C13A1000000/

 
 もともと広報や教育ジャーナリストとして活動する中で、「読まれてナンボ」「見てもらってナンボ」のメディアの論理は知っています。依頼が来るのは中学入試情報や塾活用法といった、保護者ニーズの高い文章ばかり。教育格差の問題や、公教育の話題は一般的なメディアにとって魅力はありません。


 ただ、公募校長になってから、政治と絡めて語られることが増えました。

 
 「こんな見出しで煽りたいんですね」「こんな映像が欲しいんですよね」というのがわかるだけに、取材を受ける際には慎重になっています。

 12/6(金)19時半より、NHK『かんさい熱視線』で公募校長として取り上げられます。
 http://www.nhk.or.jp/osaka/program/nessisen/

 NHKの中立性を(とは言ってもある程度の傾向はあるでしょうが)信じて、受けました。児童のプライバシーには配慮をお願いしています。

 民放は、過去に某関西メディアで電話取材を受けたことがあります。その日の放映では、一応は中立な扱いをしていました。しかし、後日の番組では偏った内容にねじ曲げていたので、2度と受けないつもりです。


 報道人として、取材者のプロ意識を問いたいことは、多々あります。一方で、私も下請けをしていた時期がありますので、編集方針に従わざるを得ない立場の記者やディレクターの気持ちもわかります。


 ブログや連載の場を使って、微力ながら公教育の課題の広報になれればと思っています。

 
 でも何より、目の前の子どもと保護者の方にいかに信頼してもらえるか、日々の学校運営に最大の力点を置くことに努めています。そのため、どうしても発信が滞ることが今後もあるかと思います。


 敷津小学校では「学力向上プロジェクト」が徐々に動き始めています。まずは漢字と算数の全学年実力テストを実施し、データを見て今後の学習支援内容を検討しているところです。


 詳細については、またご報告できればと考えています。

 
 私は自分自身に就学前の子どもしかおらず、夫がメインで家事・育児を行っている以上、子育てについて語る資格はありません。児童心理や子どもの健康、親子コミュニケーションなどの勉強をし、現場のベテランに学び、保護者の方には「一緒にがんばりましょう」という立場で発信することしかできません。


 育児については初心者で、日々葛藤しています。学習に関しては、進学塾で小4~高3生までの学習・進路指導を行い、幅広い学年の家庭教師をしてきました。「家庭学習」「自立学習」「中1ギャップの解消」については経験があります。

 ただ、経験があるから指導できるかと言われれば、そうとも言い切れません。過去の成功体験に引っ張られて、逆に視野を狭める可能性があります。時代の変化や、子どもの現状を知る努力は欠かせません。


 日々、アンテナを高くして情報収集を続けていかねばと思っています。
 
 
 私は仕事で参っている時、茨木のり子さんの詩集を開きます。
 
 
おんなのことば (童話屋の詩文庫)おんなのことば (童話屋の詩文庫)
(1994/08)
茨木 のり子

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 彼女の詩のいくつかを、私は「言葉のビンタ」と呼んでいます。
 「汲むーY.Yにー」という詩の中の一節が、今は特に刺さります。

 
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 年老いても咲きたての薔薇 柔らかく
 外にむかってひらかれるのこそ難しい
 あらゆる仕事
 すべてのいい仕事の核には
 震える弱いアンテナが隠されている きっと.....

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 「がんばってる自分」なんて、他人にはどうでもいいこと。子どもの成長につながらなければ、小学校の現場では無意味です。自分のアンテナは機能していただろうかと、毎日の帰り道で、振り返ります。
 

 次回こそ、プロの「震える弱いアンテナ」を教えてくださった方の話を、書く予定です。 




 《今週の1コマ》


 この1ヶ月、土日はほぼ自分の子どもの保護者劇の準備に翻弄されており、今日やっと終わったところです。長かった……

 kaeru.png


 『ぎろろん山の10匹のかえる』という絵本をベースに、脚本から歌から保護者手作りの劇でした。

 右から5番目の「ひっくりかえる」を演じていた我が夫、まさかのミュージカルに歌って踊って大変そうでした。私は衣装とオープニングのダンスだけでしたが、1歳児もいる中で時間のやりくりに苦戦した1ヶ月。

 昼から打ち上げをして、帰ったら「終わらない衣替えの段ボール」「払いそびれた公共料金」「たまりまくった保育園の書類」が現実に引き戻してくれました(涙)。


 「家の汚さ」にはこの1ヶ月、意識的にアンテナを閉じていました……。
 


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 ★敷津小・公式ホームページ★

 http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307
 これだけ更新しても、まだ取りこぼしているイベントが!たくさんの人が小学校に来て、感度のいい子ども達のアンテナを刺激してくれています。
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テーマ : 小学校
ジャンル : 学校・教育

Tag:校長日誌 

プロフィール

山口 照美

Author:山口 照美
前・大阪市立敷津小学校校長。現在は別の形で公教育に関わっています。

大阪市の公募で採用された民間人校長の1人。塾の校長経験を経て起業し、広報代行会社の経営やセミナー講師を11年間務めた後、2013年4月より3年間、校長職を務めました。

介護福祉士の夫と小3の娘、3歳の息子(2016年現在)に支えられ、「経済格差を教育格差にしない」を目標に、企画力と行動力で教育に関わり続けます。

著書『企画のネタ帳』(阪急コミュニケーションズ)『売れる!コピー力養成講座』(筑摩書房)『現代語で読む「たけくらべ」』(理論社)など。

日経DUAL連載中
http://dual.nikkei.co.jp/list.aspx?rid=1436

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