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バンザイ三唱!

 7/16~19と「びわ湖青少年の家」に5・6年生と自然体験学習に行ってきました。無事に全員を連れて帰ることができ、心からホッとしました。

 帰り道、帰校式で話すことはそれなりに考えていたのですが、「やっと着いた~」という表情の子ども達を見ていたら達成感を共有したくなってしまいました。

 「よくがんばった喜びを、バンザイで表したいと思います。『帰ってきたぞーーっ!バンザーイ!』

 ……と子ども達も引率教職員も一緒にバンザイ三唱。「よくがんばったね、成長したね」を分かち合いました。気持ちよかった!
 

 自然体験で感じたことは、次回の日経電子版の連載にまとめました。来週火曜日に掲載される予定です。カッター漕艇で3時間近くを漕ぎ切って白髭神社の鳥居も超えた子ども達に、ただ感動しました。

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 生江小学校さんと一緒に漕ぎ出し、どちらの学校も神社の鳥居を超えました。校長先生とお互いの学校を励まし合い、湖上でいい時間を過ごせました。

 私は行程表に「ビデオ・カメラ係……山口校長」と普通にスタッフとして役割が振られており(笑)、一眼レフとビデオカメラと学校にリアルタイムで写真を送るためのiPhoneを駆使して、せっせと撮影にいそしんでいました。

 学校ホームページのシステムがこの4月に変わり、私達が送った写真を教頭先生が学校サイトにUPすることができるので、保護者の方に大変喜んでもらえました。……こう書くと「ウチの学校もしてほしい」と要求されて困る学校が出そうで書きにくいのですが(実際、こういった声があることも学校現場が横並びで守りに入る理由の1つです)、もし可能ならオススメです!


 ★敷津小学校ホームページ
 http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307
 自然体験のレポートを連日掲載!


 ビデオに関しては、最初は「来年の説明会のための記録用ビデオ」という話だったのですが、途中で「びわ湖青少年の家は来年なくなるかもしれないのに、どうするんだ?」という話になり、どうせなら保護者会で上映会をしましょう!と後半は多めに撮影しました。9月の保護者会に間に合うよう、編集します。


 自然体験では、子ども達の新たな一面を発見して興奮し続けました。中でも6年生が「去年の6年生に教えてもらったから」と、5年生に施設でのマナーを教えていたのには感心しました。小規模校なので2学年で行かなくてはいけないことが、かえってプラスになっているようです。


 6年生のカッコ良さを目の当たりにし続けた5年生が、来年、どんな最高学年に育つのか。そして異学年で作ったチームワークを運動会にどうつなげるか。3日間の自然体験で見つけた子ども達の力を、日々の学校生活につなげていくのは学校の仕事です。

 
 たとえば、敷津小の子ども達は返事をしない、声が小さいという傾向があります。少人数のため、大声を出さなくても用が足りてしまうせいかもしれません。

 今回、びわ湖青少年の家のスタッフの方から、こんな指導がありました。

 「指示がわかったなら『はい!』と元気よく返事をしてください。命に関わる指示をたくさん出すから、わかったかどうかわからないと困ります。『聴いていました、わかりました』という証拠に、『はい』と答えてください」

 それからは、指示が出されると『はい!』と返事をするようになりました。2日目の「朝のつどい」ではその姿を褒め、学校でも続けて4年生以下の子たちが見習うようになったらカッコイイね、という話をしました。

 
 実際、大人でもこちらの指示が通ったかどうか、返事が無いとわかりませんよね。指導員の方から、いい宿題をいただいたと思っています。学校でも家庭でも「わかったら気持ちのいい返事をする」習慣を育てていきます。


 さて、バンザイ三唱の後はそのまま終業式。

 担任が通知票を渡す度にひとり1人に温かい拍手が送られて、気持ちよく終了しました。


 私はようやく、一学期を終えました。

 
 大きな事故なく終えられたこと、保護者の皆さんや地域の方に感謝します。伝統のある学校、そして連携の強い地域のため「児童か、地域か」の選択を問われる場面がありました。


 その中で私が「児童優先」であることで、歯がゆい思いをされている方もいるかと思います。地域の歴史を知らないため、失礼をしたこともあるかもしれません。「敷津小学校の主役は子ども」であることを踏まえて、いろんな場面で今後も意見交換ができれば幸いです。


 保護者の方、そしてPTA役員の方々には感謝しています。率直な疑問をぶつけていただける関係ができつつあること、嬉しく思っています。忙しい中でどうやってPTA業務を精選していくか、私も娘の保育園の保護者会に入っていますので、保護者視点と学校視点の両方で考えています。


 そして教職員の皆さん。10年以上、プロジェクトごとのチームはあったけれども、ほぼ1人で事業を運営していた私にとって、毎日一緒に働ける「チーム敷津」があることは、心弾む日々です。子どもの成長を喜び、日々のトラブルを協力して解決し、冗談に笑い合う明るい職場。

 前向きな今の職場を維持することが、いいクラスや学校を作ることにつながると信じています。


 1年前、今の自分は全く想像できませんでした。

 産後とデスクワークで弱っていた足腰の筋肉が、校内をウロウロする間にやたら付き、栄養たっぷりの給食と夜の飲み会のせいで脂肪もやたらお腹周りに付き、4月に1度履けたジーンズが再びお蔵入りになっていますが(泣)、元気です!

 
 夏休みはやるべきリストがたっぷり、その前に溜まった書類の片付けです。 



《今週の1コマ》


 自然体験でザリガニ釣りをしました。
  
 ザリガニ釣り


 母親が鳥取生まれ、ワイルドなアウトドア派のため、子どもの頃からよくやってました。3匹ほどは釣れました。真っ赤なハサミを穴から出していた大物を、最後までおびき出せなかったのが今も悔しい!


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 ★図書館ボランティアを募集しています★
 
 7/24(水)・31(水)、8/21(水)の午前中に古い本の整理や修復、ラベル貼りなどを行います。児童・保護者の方・敷津小の卒業生・地域の方・学校図書館に関心のある本好きの方などを募集します!特に、24(水)は10時半より浪速図書館の方に「本の修復」の実践講習をお願いしています。

 参加をご希望の場合は、敷津小へお電話いただければ詳しくご説明します。
 http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307

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テーマ : 小学校
ジャンル : 学校・教育

Tag:校長日誌 

プロフィール

山口 照美

Author:山口 照美
前・大阪市立敷津小学校校長。現在は別の形で公教育に関わっています。

大阪市の公募で採用された民間人校長の1人。塾の校長経験を経て起業し、広報代行会社の経営やセミナー講師を11年間務めた後、2013年4月より3年間、校長職を務めました。

介護福祉士の夫と小3の娘、3歳の息子(2016年現在)に支えられ、「経済格差を教育格差にしない」を目標に、企画力と行動力で教育に関わり続けます。

著書『企画のネタ帳』(阪急コミュニケーションズ)『売れる!コピー力養成講座』(筑摩書房)『現代語で読む「たけくらべ」』(理論社)など。

日経DUAL連載中
http://dual.nikkei.co.jp/list.aspx?rid=1436

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