2015年のふりかえり。

2015年1月の始業式で、「100の目標」を書き出した話を子どもたちにしました。

 これはなかなか効果的で、小さな「やりたいこと」から大きな目標まで、書き出すことで何気なく過ごしている日常を振り返ることができます。 

大きな目標だと、

・子育てサロンを開く

・無料土曜塾の開設 

・教育委員会に専科講師活用の提案書を出す

……といった内容です。3つめの提案書がまだ出せていないので、3学期中にまとめます。
小さな目標だと、こんな内容です。
・職場と家の本棚整理をする 

・3歳息子のオムツ外し

・トランペットで1曲吹けるようにする

2つ目の「オムツ外し」がこの2週間ほどいい感じ!ギリギリ滑り込めそうです(笑)。トランペットは2年前の正月にも「高いファの音を出せるようになりたい」などと書いていました。子ども達と一緒にある程度は演奏できますが、高いファは未だに出ないことが多いです……。



 実は「花を育てる」という目標もありましたが、もらい物の葉牡丹を校長室で枯らせかけ、養護教諭の岡部先生が救ってくれました……。来年は目標からそっと外しておきます。

 さすが、子どもたちの健康だけでなく、植物の健康も守ってくれる岡部先生です!可愛い鉢植えに育っていて、ホッとしました。

 保健室の前には、いつも季節の草花が可憐に咲いています。







  大晦日なので100の目標リストを「○クリア」「△一部クリア」「×できなかった」で採点してみたところ、15個ぐらいしか○がつきませんでした。

△を合わせると過半数。やれなかった理由を客観的に反省し、改めて、2016年も100個書いてみます。

 今年は「仕事」「家庭」「健康」「趣味・勉強」の4つに分けて書く予定です。目標というか、半分は「やることリスト」ですね。校務のマニュアル作成や、仕組み化なども入っています。任期が終わるか否かはまだわからないながら、一度は区切りをつけてまとめておきたいものです。




 

 ここ数年、教育委員会の現場施策の拡大もあり、着任当時から延べで2倍の支援スタッフがきてくれています。子どもを見る目が増えたことは、大きな変化です。しかし、枠があっても人が来てくれない悩みがあります。敷津小では、3学期から水・木の人スタッフ不足が課題です。

 有償・無償のボランティア募集に、以下のサイトへの登録も行いました。

http://www.osakacity-vnet.or.jp/comvo/
 フリーペーパーにも載せてもらったことで、上海に3年いて中国語が話せる方や、救急の看護師さんが来てくださいました。

 子どもと接する仕事なので、誰でもいいわけではありません。面接の上で、来てもらっています。人間関係の狭い小規模校だからこそ、多様な大人に子ども達と関わってもらいたいです。




 さて、正月休みは実家の鳥取で全校児童文集『敷津の子』のコメントを書きながら過ごします。これも来年度以降にどう引き継ぐか、3年の区切りで見直すのか、柔軟に考えていきたいものです。

 3学期は6年生対象のキャリア教育があります。私は情報活用の話を交えて12月にやらせてもらいました。3学期は、教頭先生や外部講師の方に授業をお願いしています。

 NHKのディレクターの方や、アジア各地に出かけて本場の家庭料理を学び提供する飲食店オーナー、昨年に引き続き毛糸作家の方など、バラエティに富んだ「生き方」に出会って、視野を広げてほしいと思います。
 子どもと社会をつなげる場としての「小学校」をどう作っていくか。そして今年やりきれなかった「小中連携」をもっと前に進めるにはどうするべきか。

 来年も、いろんな方と知恵を出し合いながら、前に進んでいきます。

 2016年も、「チーム敷津」をよろしくお願いします!







★掲載情報★

・12/15(火)読売新聞大阪府版

「学ぶ意欲 育め無料塾」

・日経DUAL 今井絵理子さんとのトークセッション

「仕事と子育ての両立」レポート

http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=7607
※動画もアップされています

http://channel.nikkei.co.jp/businessn/wek201504/

《先週の一コマ》

子育てサロン「ぽんぽこ」では、12月26日(土)に一日遅れのクリスマス会を開きました。

元保護者の方がキーボードを弾いて、みんなでクリスマスソングを歌いました。連合会長さんがサンタの衣装を身につけて登場すると、子ども達も大喜びです。


もちつきの時に、地域のお母さんから声をかけていただきました。

今まで地域とのつながり方がわからなかった。ぽんぽこができて、本当に嬉しいです」

ああ、やって良かったなぁと思いました。ボランティアさんの反省会では「子どもと触れ合えて、ほのぼのする」という声が多く、支援する側もされる側も幸せになれる、子どもや赤ちゃんって存在だけでパワーがあるんだなぁと思いました。

余談ですが、この数ヶ月はドラマ「コウノドリ」を毎週観ては泣いてばかりいました。未受診妊婦、赤ちゃん縁組、出生前診断などの難しい課題や知らせるべき情報を、ドラマの形で伝えることができている凄い作品でした。中学や高校で教材として使った学校もあるそうです。

「課題を話題に、そして行動に」

微力ながら私も、来年もこの言葉を胸に、現場から取り組んでいきます。
★敷津小・公式ホームページ★

http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307
「百人一首大会」や終業式の様子を伝えています。濃い2学期でした!

Tag:校長日誌 

プロフィール

山口 照美

Author:山口 照美
前・大阪市立敷津小学校校長。現在は別の形で公教育に関わっています。

大阪市の公募で採用された民間人校長の1人。塾の校長経験を経て起業し、広報代行会社の経営やセミナー講師を11年間務めた後、2013年4月より3年間、校長職を務めました。

介護福祉士の夫と小3の娘、3歳の息子(2016年現在)に支えられ、「経済格差を教育格差にしない」を目標に、企画力と行動力で教育に関わり続けます。

著書『企画のネタ帳』(阪急コミュニケーションズ)『売れる!コピー力養成講座』(筑摩書房)『現代語で読む「たけくらべ」』(理論社)など。

日経DUAL連載中
http://dual.nikkei.co.jp/list.aspx?rid=1436

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