嵐のような10月。

 まず最初に、前回載せられなかった「全員ピラミッド」の写真を。

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 5・6年合わせて26人、これで全員です。顔がわからないよう小さな写真にしました。1人1人の力が大事な小規模校での、一体感があって良かったと思っています。派手さを狙った大技ではなく、敷津小では「全員で1つのものを作る」ことに大きな意味がありました。

 行事ごとに、子ども達はぐんと成長します。長居公園への全校遠足では、低学年を引っぱる高学年の姿が印象的でした。

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 学芸会も楽しみです!
 子ども達だけでなく、学芸会のために教職員もがんばっています。

 台本書き、大道具・小道具の手配、練習計画、音響、照明などの演出……学校の先生って、ほんまに何役やるんですか?というぐらい、マルチな活躍ぶりです。夜、カタカタとミシンの音が聞こえてきたのは1年生の教室。のぞいて見ると……

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 1年担任の多田先生!
 子どもが帰ると教室が仕立て屋さん状態に……。

 「予算の無いなかで少しでもいいものを」という心意気がありがたいです。多田先生はベテランにも関わらず探究心旺盛で、いつも新しい試みを取り入れています。1年生の子どもを持つ私にとって、心強い相談役でもあります。




 さて、少し前に「日経DUAL」の記事が更新されました。

 ◆男も女も「家事力」と「稼ぎ力」~縁あって家族になったのだから、「ニコイチ」で行こう!
  http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3498&page=1

 Facebookの「いいね!」が1500以上もついたそうで、役割にとらわれず支え合う夫婦関係を望む人は多いのだな、と思いました。先日は守口市の芦間高校から依頼を受けて、高3生に同じテーマで話をしてきました。簡単な「家事力チェック」をさせると、部屋の掃除や洗濯のできない高校生が多いので心配になります。何より「小遣いの入出金チェック」をしていない子(=お小遣い帳をつけていない子)は要注意!

 携帯でどんどん課金できてしまう時代だからこそ、「実感を伴った金銭感覚」は大事です。公教育の現場ではお金の話はしにくいのですが、子どもの将来を守るために必要な知識でもあります。

 校長になる前に、大阪・兵庫・奈良の高校には公立私立問わず、キャリア教育やPTA向けの教育マネープラン講座で出かけていました。前に講演を聴いた先生の依頼を断れず、出張扱いで講演に行きました。久々に高校に行くと、「何もかもが大きい!」「廊下を誰も走ってない!」と、やたら感動しました(笑)。

 これも私が大阪の教育にできる貢献の一つなので、お請けしました。今まさに社会に出ようとする高校生に触れて、改めて小学校で鍛えておきたい力や、教えるべきことを考えさせられました。

「子どもというバトンを未来へつなぐ」

 6年生は、小学校生活の残り半年を切りました。
 できる精一杯のことを、担任をサポートしながらしてやりたいと強く思っています。

 
 《今週の1コマ》

 今年もやってきました大阪マラソン!

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 「敷津小教頭」の文字を背負って、楽しそうに大国町を駆け抜けていきました(笑)。

 今年はPTAの役員さんも2名が出場。
 子ども達もかっこいいお父さんに大喜び、嬉しい応援となりました。

 私は高校時代の友人が名古屋から来て走っているので、敷津応援団が去った後も残っていました。

 「井筒(旧姓)~ここまで遠かった~」

 彼女の声が聞こえた瞬間、いっぺんに20数年時間が戻り、高校生気分で抱き合いました。

 名古屋の女子高で机を並べていたころ、まさか大阪の大国町でこんな形で出会う日が来るとは夢にも思わず。人の縁って不思議だなぁ、嬉しいなぁと思って見送りました。

 「同じクラスのFさんもその辺走ってるって!井筒のこと探してみるわーって言ってたよ!」

 その言葉を頼りに、応援しつつ立っていたのですが、相手の今の名字もウェアの色もわからず、20数年ぶりに会って果たしてお互いわかるものかも自信が持てず……。さすがに歩く人が主流になった頃に、諦めて校舎に戻りました。

 さて、来年は、誰を大国町で応援することになるでしょう?
 

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 ★敷津小学校公式ホームページ★
 http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307
 赤松種苗さんの食育、東レさんの出前授業にフレンズカップに人権文化祭と、学校は大忙し!

 

Tag:校長日誌 

プロフィール

山口 照美

Author:山口 照美
前・大阪市立敷津小学校校長。現在は別の形で公教育に関わっています。

大阪市の公募で採用された民間人校長の1人。塾の校長経験を経て起業し、広報代行会社の経営やセミナー講師を11年間務めた後、2013年4月より3年間、校長職を務めました。

介護福祉士の夫と小3の娘、3歳の息子(2016年現在)に支えられ、「経済格差を教育格差にしない」を目標に、企画力と行動力で教育に関わり続けます。

著書『企画のネタ帳』(阪急コミュニケーションズ)『売れる!コピー力養成講座』(筑摩書房)『現代語で読む「たけくらべ」』(理論社)など。

日経DUAL連載中
http://dual.nikkei.co.jp/list.aspx?rid=1436

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