夏休みラストスパート!

 8月に入るとやっと本格的な夏休み、先日は「びわ湖青少年の家」に家族旅行。塾時代の同僚親子や自営業時代の仕事仲間家族たちと合流し、湖水浴やバーベキューを楽しみました。娘はカヤック初体験で大興奮!

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 海より格段に安全なので、結構がんばって漕いでいました。この後、ヨシの群生しているところに突っ込んで半泣きになってはいましたが……。一緒に行った小6の子は、「ディズニーのアトラクションより面白い!」という名台詞を残してくれました。先が読めないヨシのジャングル、自分で船を操る楽しさ、確かにわくわくしますね!

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 また、私が大学4回生の時に中3生だった教え子が、今は滋賀県で小学校教員となっており、同じく教員だった奥さんと子ども連れで合流してくれました。高島市の小学校に勤めていたのに、「びわ湖青少年の家」の存在を知らなかったそうです。ロケーションの良さに驚いていました。

 翌日は、木の切れ端を使ったクラフトをしました。娘の夏休みの宿題が1つ終わって、助かりました(笑)。

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 再オープンに際して戻って来られた清水所長に、カヤックやクラフトの指導をしていただきました。この施設が単なるリゾートではなく、子ども達のために存続して良かった!琵琶湖と共に暮らす滋賀県の子ども達にも、優れた学習の場になるはずです。

 家族利用は学校利用の合間に受け付けるそうで、また来年も琵琶湖に集合予定です。もちろん、学校団体の受け入れは来年度の予約が始まっています。昨年の今ごろ、こうして家族でこの施設に来ているとは夢にも思わなかったので、感慨深い1泊2日でした。
 
 ◆びわ湖青少年の家ホームページ↓
 http://biwako-activecenter.com/


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 学校では「スポーツ交流大会」で敷津の子たちが陸上と相撲で大活躍!小さな学校でも力のいる子がいて、背中を押してやれば可能性を広げるんだなぁと感動しました。毎朝子ども達と走ったり、講堂で相撲の稽古をしたりと、自分も楽しみながら子ども達を引っ張っていった教頭先生の力にも、感謝しています。

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 小さな学校だからこそ、情報を集めて手を引っ張ってやらねばならない。これからも敷津小の目標として、「一歩前へ!」を掲げていきたいものです。

 金管バンドにフレンズカップへ向けたバレーボールと、チーム敷津の教職員それぞれの得意分野を発揮して、夏も指導を続けています。ただ、学校の本業は日々の授業ですので、通常期の指導には試行錯誤しています。

 「敷津ランナーズクラブ」のように、保護者の方や卒業生・地域の方も加わってみんなで盛り上げていければいいなぁと思っています。敷津金管バンドクラブの卒業生で、まだ吹けるよ!叩けるよ!という方、ぜひ18~22日の朝8時半~11時で練習してますので、覗いてやってください。


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 さて、お盆休み明けには、9月に向けての動きを進めていきます。

 この夏、多くの大阪市の学校では「図書室の蔵書バーコード化」に奮闘していることと思います。

 今年、「全蔵書数をカウントして報告せよ」との指令がやってきました。言われてみれば税金なので管理は大事ですが、9月頭までに!?と現場はアワアワ。あちこちの学校で「この機会にバーコード管理を導入しよう、そうすれば一緒にカウントできる」と電子化が一気に進んでいます。バーコードのラベルの上に貼るビニールカバーが、メーカーでも品切れになったとか……恐るべし大阪の学校数。

 敷津小では昨年、廃棄と掃除を済ませて置いたので少しは楽でしたが、「これって学校がやること!?」と聞きたくなるような凄まじい作業です。数字(書籍データを示すISBN)を打ち込み、バーコードをプリントアウトし、本に貼り付けてカバーシールを貼って本棚に戻す……

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 決して教務主任のN先生が1人でやらされているのではありません(念のため)。棚には担当の教職員の名前が貼られ、みんながコツコツと作業を進めてくれました。ありがとうございます!

 学級文庫もやらねばならず、校長室に持ち込んで作業を始めたところ、1年生は絵本が多くて300冊もありました。残りの夏休みで全学年できるのか……。

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 この図書館バーコード化については、本来なら全市的に統一で使用ソフトを決めてマニュアルも用意し、計画的に進めるべきだったと思います。学校の統廃合の課程で使っているシステムが合わず、ある校が数千冊のバーコードをつけ直す事態になったと聞いて、目まいがしました。公的機関ゆえに1社に偏らない配慮はあるのでしょうが、それにしても無計画過ぎる。

 前にも書きましたが、行政や学校現場(迷走する民間企業でも見かけます)では「人件費をコスト換算しない」悪い癖があります。「手間をかければ何とかやれる」という経験則のせいなのか根性論なのかわかりませんが、見た目の外注費などが発生していないだけで、実はかなり高い時給の人件費がかかっているように思います。

 民間人校長なんてムダだと報道で言われる中ですが、外から来て感じた素朴な疑問を発信し、解決策を考える役目は果たしたい。バーコードをぺたぺた貼りながら、ぶつぶつ考えている次第です。

 ああ、夏が終わってしまう。
 公私における「夏のやりたいことリスト」がまだいくつか残っています。

 学校だけでなく実は家も大変、娘が毎朝遅刻をしていたという衝撃の事実を通知表で知らされ、生活リズムを維持すべく奮闘しています。

 詳しくは「日経DUAL」の連載にて↓
 
 ◆ママ世代公募校長奮闘記「衝撃の初通知表~知らぬは母親ばかり~」
  http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3123 

 いやほんと、出勤後にまさかそんな事態になっているとは、わかりませんでした。でもちょっとだけ、「1回ぐらい電話くれるとか連絡帳に書いてくれるとかしてくれたってええやん」と、校長モードで思ったのも事実です。

 親の立場が痛いほどわかってしまうだけに、学校や担任の役割や声のかけ方についても、考え続けています。今回の我が家のケースのように、家庭内意思疎通がダメな場合もあるので、親子でまず会話、不明な点は学校に問い合わせてもらえると有り難いです。


 【今月の1コマ】

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 評判の悪い大阪市の中学校給食、改善のための試食会があり呼んでいただきました。減塩の「かるしおレシピ」に目をつけたのは、いい試みですよね。働く母親としても、育ち盛りの食を確保する点でも、中学校給食そのものには賛成です。

 ただ、中学校で食べさせてもらった「コンビニ弁当よりさらに冷え切ったお弁当」を思い出すと、冷えた温度で食べた時にどうなんだろう、と思いました。

 一緒のテーブルの中学生達はウキウキとお皿に取り、「毎日こんな給食だったらいいのになー」と言っていました。バイキング形式で、みんなとおしゃべりしながら食べたらそりゃ楽しい!私も楽しかったです(笑)。

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 ★敷津小学校公式ホームページ★
  http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307
 子どもたちは学校を飛び出してがんばっています!

Tag:校長日誌 

プロフィール

山口 照美

Author:山口 照美
前・大阪市立敷津小学校校長。現在は別の形で公教育に関わっています。

大阪市の公募で採用された民間人校長の1人。塾の校長経験を経て起業し、広報代行会社の経営やセミナー講師を11年間務めた後、2013年4月より3年間、校長職を務めました。

介護福祉士の夫と小3の娘、3歳の息子(2016年現在)に支えられ、「経済格差を教育格差にしない」を目標に、企画力と行動力で教育に関わり続けます。

著書『企画のネタ帳』(阪急コミュニケーションズ)『売れる!コピー力養成講座』(筑摩書房)『現代語で読む「たけくらべ」』(理論社)など。

日経DUAL連載中
http://dual.nikkei.co.jp/list.aspx?rid=1436

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