新1年生。

 我が家には新1年生がいて、今日は初めて上履きを一緒に洗いました。

 養護教諭のO先生に「布よりつるつるした上履きの方がいいですよ!」と言われていたのに、夫が買ってきたのは布製のもの。

 うーん、やはり汚れが落ちにくい……はりきって風呂場で洗う娘には悪いのですが、後でもうちょっとこすっておかねばなりません(涙)。

 他にも学校に提出する書類や名前書きに追われています。18日は参観&懇談でPTAのクラス役員決めもあり、夫に全てを託します。彼は保育園の保護者会ですっかり「オトコ1人状態」には慣れているので、きっと学校でもうまくやってくれると思います。いや、私ももちろんがんばります!

 
 「早く明日にならないかな!」
 「明日はどんな勉強するのかな?」

 毎日、興奮気味に話す娘に「学校にゴキゲンで通ってくれる」だけで、親は救われるなぁと教えられました。そして、敷津小の1年生達や保護者の方がそう思ってくれているか、そのためにはどうすればいいかを考えながら、学校に向かう毎日です。ぐるぐると校舎を回り、子ども達の様子を観察しています。


 吹田市では21日まで給食ナシという働く親泣かせの状況(しかもまだ学童入れてないので綱渡り状態)ですが、大阪市では先週から初めての給食。そして、初めての運動場での休み時間。


 ぱーっと出てきた1年生達に、ある6年生の女子が「わー、1年生だ!他の子たちも見てこよう!」と新しい弟や妹を迎えるように、声をかけて回っていました。まさに「小さな学校、大きな家族」を思わせる一場面でした。

 
 そんな子ども達の姿を、校務支援システムの「いいとこみつけ」という機能を使って、どんどん書きためていくつもりです。




《読書メモ》

 敷津小の課題の1つに「読書習慣をつける」というものがあります。そのため、図書館のバーコード管理や掲示物での入荷本紹介などに取り組み始めています。そのためには、大人も読書をせねばと、私も意識して本を読んでいます。

 先日卒業した6年生達に、将来の夢に役立つ本を1冊ずつ紹介して渡しました。そのために自分も買った本で、寝る間を惜しんで一気読みしてしまったのがコレ。

 
聖の青春 (講談社文庫)聖の青春 (講談社文庫)
(2002/05/07)
大崎 善生

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 29歳で亡くなった、羽生善治と同世代(ということは私と同世代なのですが)の棋士を描いたノンフィクションで、将棋のわからない私にも一気に読ませる力のある本でした。

 5歳から入退院を繰り返す子どもが、将棋に出会って世界を広げていく。そこに差し伸べられる大人達の手。型にはまらない子どもの才能を見つけ、広げる鍵は「出会い」だと学校で働く人間としての責任を感じます。

 また、死を思って生きることの凄まじさに、自分の仕事までもふり返させられます。

 私の仕事上のバイブル本に、海老沢泰久が辻調理師専門学校の創始者・辻静雄を描いた『美味礼讃』があるのですが、これも新たに加えたい一冊です。(この本が好きな理由は、またいずれ書いてみたいと思います)

 自分が生きている今日は、誰かが「生きたい」と切望した今日なのだと、だからこそ、いい仕事をしなければと改めて思いました。

 今年は、本の紹介を積極的に、このブログや子ども向けにもしていく予定です。



 《先週の1コマ》


 以前、I先生にいただいた「蝋梅(ろうばい)」と一緒に刺さっていたカマキリの卵。
 
 まぁ、まだ寒いし、暖かくなったらビオトープにでも持っていくか~と校長室に放置していたところ、先日なにやら卵にくっついているのを発見。
 
 「ぎゃー!出てる!穴が空いてる!」

 カマキリ

 床には、ホコリにまみれてギブアップしているカマキリの赤ん坊たちが点々と……悪いことをしてしまいました。生き延びた数匹を、教頭先生とビオトープに逃がしてきました。まだ、校長室にカマキリの気配を感じるこの頃です。校長室の掃除します……。

 
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 ★敷津小・公式ホームページ★

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 これから140周年行事に向けての準備も始まります。新生チーム敷津は、元気にスタートしています!
テーマ : 小学校
ジャンル : 学校・教育

Tag:校長日誌 

プロフィール

山口 照美

Author:山口 照美
前・大阪市立敷津小学校校長。現在は別の形で公教育に関わっています。

大阪市の公募で採用された民間人校長の1人。塾の校長経験を経て起業し、広報代行会社の経営やセミナー講師を11年間務めた後、2013年4月より3年間、校長職を務めました。

介護福祉士の夫と小3の娘、3歳の息子(2016年現在)に支えられ、「経済格差を教育格差にしない」を目標に、企画力と行動力で教育に関わり続けます。

著書『企画のネタ帳』(阪急コミュニケーションズ)『売れる!コピー力養成講座』(筑摩書房)『現代語で読む「たけくらべ」』(理論社)など。

日経DUAL連載中
http://dual.nikkei.co.jp/list.aspx?rid=1436

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