修了式前夜。

 18日に卒業式を終え、何がびっくりってその午後に余韻に浸るまもなく教職員の内示が出ること。電話のやりとりや面接で慌ただしく、その日は昼も夜もろくに食べられないまま、終電を逃がしてしまいました。


 1年の総括と新年度に向けての体制作りで、冷静さを要求されます。
 卒業式と修了式の話は、改めて春休みに入ってから書く予定です。

 
 もう一つ、25日に娘の卒園式を控えており、茶話会の担当者としては仕事が山積みです……。

 今日は8時間ぐらいぶっつづけで当日流す映像と、BGM用のCDを作成するので座りっぱなし。我が子の行事映像を管理し切れておらず、使える映像を探すのに一苦労。


 夜に近所のママ友にお願いして、運動会映像をもらってきてようやく編集を終えたところです。卒業式ほどでは無いにしても、プレッシャー感じてます。一生に一度の行事、記憶に残るものにしたい=担任の先生や保護者を泣かせてやろうと思うので、つい力が入ります(笑)。


 修了式では、校長経営戦略予算で講堂のスクリーンを直したので、写真で1年を振り返る映像を作りました。卒業式で6年生が歌った「学校坂道~敷津小バージョン」がとてもよくて、他の学年にも聞かせてやりたいと思い、音楽に合わせて写真を選びました。

 ※子ども達が作った3番の歌詞は、学校ホームページに掲載しています↓
  http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307

 教頭先生の考えた「小さな学校、大きな家族」のフレーズが入った、素敵な歌詞です。 


 言葉で伝えることは大事ですが、映像と音楽の力も子どもの心を揺さぶります。
 
 来年度の児童朝会では、月に一度は講堂で映像を使った校長講話を企画しています。時事問題を取り上げたり、視野の広がる話をしたり。また、子ども達による発表の場としても、使ってみたいと考えています。

 
 企画や問題解決の仕事をしてきたので、アイデアはいくらでも出てきます。それを、学校文化と融和させながら少しずつ実現していくのが、「新しい風(ただし暴風雨未満)」としての民間人校長の役割かなと考えてやってきました。


 その1つが、「音楽主任の産休によるピアノ伴奏者の不在」問題の解決方法でした。

 もしかしたら、強く頼めばやってくれる教職員の方もいたかもしれない。しかし、少なくともみんなが「できません」と言う中で、強要はできなかった。また、仮に無理にお願いしたところで、学級のまとめが疎かになるようなら頼むだけ、子ども達にとってマイナスです。

 
 そこで「地域でピアノを弾ける方」を探して、お願いすることに。PTA歴代会長さんの娘さんで、敷津小の卒業生の方が快く受けてくださいました。学校ホームページでご紹介しています。

 http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307

 小学校時代の思い出話をたくさん伺い、個人的にうれしい出会いでもありました。


 さて、またもや深夜になってしまいました。
 明日を乗り切れば、春休み。
 そして25日の卒園式と茶話会を乗り切れば、少し肩の荷が下ります。

 茶話会で流す映像には、赤ん坊だった子どもたちが保育園のリーダーとなるまでの様子をまとめました。小学校では、1年生から6年生までの成長を担うことになります。リーダーがいきなり、赤ちゃんのような扱いを受けるのも面白いなぁと、保護者と小学校の両方の視点で楽しんでいます。

 茶話会の打ち合わせで、今年転任してきた園長先生への不満が飛び交っているのを聞いていると、心臓が縮むような重いがします……全ての要望を受けられない事情もわかってほしい……でも、生活発表会の「園長先生のあいさつ」が長すぎて、保護者席がざわざわし出した時も胸が痛みました(笑)。


 娘の小学校は1学年5クラスの大規模校、自治体も違うので興味津々。1・2年生はピアニカ(鍵盤ハーモニカ)じゃなくて、本当のハーモニカを習うと聞いて、びっくりしています。やらないんだ!

 小学生の子どもを持つ中で、2年目を迎えます。

 新1年生のみなさんに「学校は楽しいよ!」と「チーム敷津」が自信を持って言うように、娘がまずはゴキゲンに通ってくれることを願っています。

 明日の修了式では、この1年の成長を喜び合う時間にしたいと思います。



 《先週の1コマ》

 養護教諭のO先生が、卒業生に送ってくださった詩。

 川崎洋2

 
 いつも いつも
 新しいいのちを生きよう
 いま始まる新しいいま

 
 子ども達の若さに負けず、今までの自分を捨てて、生まれ変わったような想いで仕事を重ねた日々でした。子どもの前に立つ仕事の大人だからこそ、毎日「新しいいのち」を生きる必要がある。

 少々寝不足ですが、今日はしっかりこの1年を締めくくりたいと思います。
 

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 ★敷津小・公式ホームページ★

 http://swa.city-osaka.ed.jp/swas/index.php?id=e611307

 改めて行事が多いなぁと、学校でまとめ映像を作りながら考えていました。子ども達の笑顔を並べる作業中に泣いているようでは、本番が思いやられます……

テーマ : 小学校
ジャンル : 学校・教育

Tag:校長日誌 

プロフィール

山口 照美

Author:山口 照美
前・大阪市立敷津小学校校長。現在は別の形で公教育に関わっています。

大阪市の公募で採用された民間人校長の1人。塾の校長経験を経て起業し、広報代行会社の経営やセミナー講師を11年間務めた後、2013年4月より3年間、校長職を務めました。

介護福祉士の夫と小3の娘、3歳の息子(2016年現在)に支えられ、「経済格差を教育格差にしない」を目標に、企画力と行動力で教育に関わり続けます。

著書『企画のネタ帳』(阪急コミュニケーションズ)『売れる!コピー力養成講座』(筑摩書房)『現代語で読む「たけくらべ」』(理論社)など。

日経DUAL連載中
http://dual.nikkei.co.jp/list.aspx?rid=1436

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